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【ベトナム人事の事例研究シリーズ】

第2回: Oji Interpack Vietnam 様【ベトナム人事の事例研究】  

こんにちは、ベトナムの人事労務におけるアドバイス・サポート業務を行っているアジアゲートベトナム の代表をしております豊田英司と申します。
ベトナムでの人事労務の現場を皆様により知っていただくため、現地で活躍されている企業様へ私がインタビューをする「ベトナム人事の事例研究」を定期的に掲載したいと思います。
今回のお客様はこちらです。================================================

【今回のお客様】 小島 裕さん(General Director)(ご連絡先:kojima324769y@oji-gr.com)  
【会社名】Oji Interpack Vietnam Co.,Ltd.【設立】2018年11月【主要事業】重量物包装用の段ボール「HiPLE-ACE®」など

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小島さん正面

【会社の紹介】豊田:まずは御社の簡単なご紹介をお願いいたします。
小島さん:我々の親会社である王子インターパックは、日本の「紙づくり」をリードしてきた王子グループの一員として、「重量物包装市場」をドメインとして事業を行っています。
そして、2018年11月に、ここベトナム・ハノイに100%連結子会社「Oji Interpack Vietnam Co.,Ltd.」を設立し、すでに事業基盤がある中国、タイ、シンガポール、韓国、台湾、インドと連携し事業を行っています。

組織図

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【製品・サービスの特長】
豊田:
御社の製品やサービスで特にPRしたいポイントはどんなところですか?

小島さん:
我々の主力商品である重量物包装用の段ボール「HiPLE-ACE®」は、かつての木材やスチールに変わる重量物を包装する資材として、40年前にから我が社が主力商品として販売し、現在、世界中の主要企業で採用されている製品です。

ハイプル1
「HiPLE-ACE®」

「衝撃を吸収する力」と「強度」、さらに「軽量性」、「積載効率アップによる経済性」など数多くの長所があります。また、100%リサイクル可能など、時代が求める重量物の包装資材として注目を集めています。
「HiPLE-ACE®」についての詳しい説明は、こちら

oji)豊田
(思いっきり力入れて曲げようとしてもビクともしないです!)

豊田:
「HiPLE-ACE®」は、どんな企業様や製品での活用が特に多いのですか?

小島さん:
弊社の販売先として多いのは「自動車の各種部品」や「半導体装置・ロボットなどの一般機械」、そして「フィルム・ペレットなどの化学品」など重量があり、また高額な製品で、安全性が重要視されるものが多いですね。

ハイプル2

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【小島さんの素顔】

豊田:
ベトナムへいらっしゃるまでのご経歴や、ベトナムでの生活について、教えてください。

小島さん:
ベトナムへ赴任する前は中国に赴任していましたが、やはり、中国は広いですね。弊社は中国だけで大連、瀋陽、天津、重慶、上海、深セン、蘇州など11拠点あるので、駐在期間中、飛行機に乗って、地球3周分、飛び回りました。(地球一周4万キロ=12万キロ!)

蘇州
(蘇州工場)
中国時代の宴会
(中国の従業員のみなさんとの宴会風景)

ベトナムでの人事・労務の課題や取り組み】
豊田:
このブログの読者は「ベトナムでの人事労務」の実情についてご関心が高い方が多いのですが、その面での課題や目標、工夫など、ぜひ、お聞かせいただけますか?

小島さん:
「一人前の営業マンの育成」が、今後のいちばんの課題ですね。
弊社の主力商品、「HiPLE-ACE®」は、一般的な段ボールに比べれば、品質が良い分、コストもそれなりにします。
ですので、いかにお客様の「安い」だけではないニーズ、例えば、安全性や取り出しやすさ、そして従来の強度の段ボールでは不可能だった内部構造を実現することで発泡スチロールを減らすなど、
「包装コスト」「物流コスト」「作業効率のアップ」「破損防止によるコスト効果」
こう言った側面から、トータルでリーズナブルな運搬コストを実現できるような「全てがオーダーメイド」のご提案できるかが大変重要になります。

oji)PC画面
(専用システムにより、HiPLE-ACE®を最大限に活かした効率的な収納構造を提案)

これには「製品の知識」と「お客様の深いニーズを読み取るコミュニケーション力」が必要で一人前の営業マンになるには最低3〜5年は必要です。しかし、そもそも、ベトナムや中国では、営業人材は短期間での転職によってスキルアップを図る傾向があり、悩ましいところです。

また、「教育」と言っても、座学で教えられる部分は限界があり、日本でも数週間の研修を受けた後は、「いかに現場でお客様との対話を経験できるか」が鍵になるので、即席で作るわけにもいきません。
そう言った中、営業マンが、長期勤続して「一人前人材」に育ってくれるために、魅力のある報酬、それを実現するための分かりやすい期待する能力や業績の明確化、業務評価の明確化、安心して働ける福利厚生などを1つずつ整備していきたいと思います。

oji)従業員
(ハノイオフィスのスタッフの皆さんと小島さん)

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【今後の目標や夢】
豊田:
最後に、今後のベトナム事業での目標や夢など、ぜひお話しください

小島さん:
現在、ベトナムでの、より素早い納品体制を整えるため、北部ハナム省での活動拠点も整備しました。

ハナム工場

ベトナムで生産される製品は年々、高額かつ重量のあるものになってきており、輸送時の包装費の高騰や輸送ミスによる製品の破損がますます重大な問題となっています。
我々の「HiPLE-ACE®」を中心とした包装材と世界中で培ったコンサルティング実績で、そういった問題の解決に貢献させていただきたいと思っています。
包装関連で少しでもお悩みがあれば、いつでもお気軽にお声がけください!

================================================(インタビュー後記)ロングセラーの主力商品「HiPLE-ACE®」を中心に、全てのお客様に「オーダーメイド」のご提案をし、ベトナム法人設立からわずか1年強ですでに多くの実績を上げておられるOJI INTERPACK様。
しかし、「無我夢中で走ってきた1年で、人事制度などは、まだ本格的に手をつけて来られなかった」ともおっしゃっていました。
今後、「ヒアリング力&提案力」のある営業マンを増やすかが会社の業績向上と直結してくるので、採用、教育、評価、報酬、福利厚生など様々な人事施策を一緒に考えてさせていただければな、と思います。================================================

どうぞお気軽にご相談ください!

ベトナム人メンバーと共に、日系企業での人事経験者・法律専門家など幅広いお客様のサポートをさせていただいております。より正確で適正なサービスをお届けできるように、誠心誠意尽くして参ります。

初回のご相談は無料でご対応させていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。

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