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第408回/ベトナム人事情報)「良い人事評価制度」かどうかの大事なポイント

アジアゲートベトナム代表の豊田です。

目標

私のメインの仕事の一つは「ベトナムでの人事評価制度」の作成のサポートなわけですが、お客様とお話しする際、まず、私が人事評価制度を考える際に心がけているのは、「難しくしすぎない」と言うことで、いつも、この3つをチェックしてます。
ベトナム人の従業員から見て;
1:意味がわかるか2:暗唱できるか3:納得できるか
これです。
まず、 「 1:意味がわかるか」 なんですが、お客様の人事評価制度の評価項目を読ませていただくと、何か、抽象的、と言うか文学的すぎて、私が読んでも、雰囲気はわかるんですが、結局、何をしたらいいのか、イメージ湧かない、と言うのが非常に多いです。
だいたい、こう言うのは別の言語に翻訳する段階で支障が出てきます。
先日あったのが「高い視点から考える」と言う言葉。これを「Think from higher point of view」と訳されてたんですが、ベトナム人従業員の方に「higher point of view」って、何のことかわかる?って聞いたら「無言で微笑んでました。。
結局、社長の言いたいことは
「常に自分の直属上司の立場にたって、物事考えろ」だったので、それなら「Think from the direct superior point of view」
とハッキリ書いたほうがいいよね、と言う話になりました。

「2:暗唱できるか」 は、例えば、私が、突然、皆さんに「あなたの人事考課表の目標項目、すぐ、言えますか?」とお聞きしたら、「はい、私の評価される項目は、〜と〜と〜です」と即答できますか?と言うことです。
有名企業や歴史ある企業になればなるほど、どこからも文句を言われない様に、評価項目をいっぱい作りすぎる傾向にあると思います。あれこれ、書いとけば、「人事制度について、一家言はあるけど、別に専門じゃない」執行役員あたりから「あれは、評価しなくていいのか?」とか文句が出ないので総花的にしがちなんですよね。
でも、買い物でもそうですけど、買うもの3つも超えたら、だいたい1個くらい忘れますよね。私なんか、牛乳と卵買いに1階のコンビニ行って、アイスとキムチ買って帰ったことありますから。。
そんないっぱい作っても、そもそも、ほとんどの従業員は覚えてないですから、覚えてない目標に従業員を引っ張る力は当然ないですよね、だって、覚えてないんだから、そもそも。。
シンプルな内容で、3つ程度の目標にしといたほうがいい、、といつもいつも言うんですけど、みんな、いっぱい作りたくなっちゃうんですよね、、、
そして、最後が、 「3:納得できるか」 で、これは、「高さ」と「方向」ですよね。
要は「こんなん、達成できるか〜い!」や「これ、俺の仕事にどう関係あるの?」になってないか、と言うことですよね。
「良い目標」と言うのは、シンプルで、厳選されていて、「行動=>結果」がクリアにイメージできます。
「100mを他人よりも速く走れば、金メダルが取れて、名誉と金が手に入る」
なんてのは、非常に力強いですよね。
逆に言うと、人事評価制度なんて、このくらいで、いいっちゃいいんですよね。誰も覚えてない壮大な人事評価制度より、今日、やる気にさせる簡単な目標、と言うことですよね。
まぁ、とにかく、自社の人事制度をチェックするとき
従業員にとって;
1:意味がわかるか2:暗唱できるか3:納得できるか
このポイントに気をつけて、見直したり作成したりしてみてください。

どうぞお気軽にご相談ください!

ベトナム人メンバーと共に、日系企業での人事経験者・法律専門家など幅広いお客様のサポートをさせていただいております。より正確で適正なサービスをお届けできるように、誠心誠意尽くして参ります。

初回のご相談は無料でご対応させていただいておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。

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